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温活(温めるということ)について
(妊活でおこなわれている温活に関してどのように考えているのか)

少し前のことですが、「温活」というのが 女性を中心に流行りましたね。 

体を外側から、また内側から温めて、 冷えからくる体の不調を改善しようという 健康法が「温活」ですね。 

「冷えると体に障る」と 昔から言われているように、人の体は 冷えを嫌います。 

なぜなら、人間の体は一定の体温を保つことが できて、はじめて各器官が良好に働くことができる システムになっているからです。 

30度を超える暑い夏も、マイナスになる 寒い冬でも、私たちの体は平熱と言われる 一定温度に保たれていますね。 心臓、血管の働きをはじめ、消化吸収力、 筋肉の動き、思考力でさえも この体温の恒常性が保たれているという 土台の上で支障なく機能しています。 

もちろんこの体温を一定に保つためにも 体はあらゆる器官を絶え間なく 働かせています。意識することはできませんが、 とても重要な働きですね。 でももし、体温を保つことができなくなったら、 どうなるでしょうか。 

正常な機能ができなくなりますね。 様々な症状が出始め、病気になり、生命の 危険が高まります。 ですから、体のシステムを無理なく機能 させ、健康を維持するため 冷えに注目したのが「温活」と言えますね。 

特に妊娠すると、赤ちゃんをおなかの中で 大きく育てるため、あたたかい体を 維持し続ける必要があります。 あたたかく血流のよい体作り。 

これが妊活の基本です。 

温活と妊活について

今回はこの温活と妊活について考えてみましょう

  • 冷え性について
  • 温活について
  • 無理なくはじめよう
  • まとめ

冷え性について 

子宮の状態はいかがですか

冷えはどこから来るの? 

まず初めに、体が冷える原因を考えてみましょう。 例えば、真冬の寒い屋外で半日を過ごして、 手や足が冷たくて、しびれたようになったり、 霜焼けになった経験、夏の寝冷えでお腹を壊し、下痢になり、辛い思いをしたという経験を された方も多いでしょう。 

このように症状は色々ですが、一時的に気温が低い環境下での体調の変化を思い出すとわかりやすいですね。寒いところにずっといたから体が冷えたということです。 

東洋医学では、体が冷えに抵抗しきれなくなり、 体の中に冷えが入ってしまうのだと考えます。冷えが体に入ると、血流が悪くなりそれぞれの器官は十分な働きができないのでその結果、症状がでます。 

では、次の例はどうでしょう。仕事や生活活動の中でいつも精神的にストレスがかかっているという方の中には足や腰が冷えて辛いという方がおられます。特に寒い場所でもないのに。これも、実は体の中に冷えが入っているのです。 

長い間のストレスのために冬の寒さに耐え続ける体のように血流が悪くなっているのです。そのほか、生まれもった体質や若い時からの前述のような環境の影響で冷え性だという方もおられますね。 

このように冷えは一時的に入ってきたり、長い時間をかけて体に入りこんで、居座り続けたりしています。一時的に冷えたなと感じたら、できるだけ早く体を温めて、冷えを追い出すことが大切です。追い出すことができないと居座ることになります。 

体に入ったままの冷えは、気づきにくいくことが多いので、知らないうちに体質のようになっていき、簡単には追い出せなくなってしまいます。 

辛い症状はないけれど、冷えが気になるという方、あるいはすでに色々な症状をお持ちの方は、体を温める生活方法、「温活」を始めてくださいね。 

 

妊活と温活との関係について

バランスの良い食事になっていますか

妊活にはぜひとも温活をおすすめ 

体が冷えていると血流が悪くなり、体が良好に働かなくなるというお話をしました。そして妊娠しても、ママの体が冷えていると赤ちゃんの健やかな成長や母体の健康を守るという働きが十分に機能しないということでしたね。 

子どもを子宮に宿し、育てて出産するためには、卵巣や子宮に十分な熱量、エネルギーや栄養が届けられる必要があります。ですから、卵巣、子宮のある骨盤内は冷えによる血流の悪さ、滞りがないよう気をつけましょう。 

女性はお腹を冷やしてはいけないと昔から言われているのはそのためですね。もし、妊活中のあなたが下腹部や腰やおしりが冷たいなと感じることがあるなら、骨盤内に冷えをもっているかもしれません。 

また、卵巣や子宮にトラブルを持っている方の多くは冷えによる血流の問題を抱えていると考えられます。血流をしっかりめぐらせて、冷えを追い出して卵巣、子宮を良い状態に整えましょう。とはいえ、血流は骨盤内だけで巡っているのではないですね。体中を巡っています。 

体のどこかで血流が悪くなっていると卵巣や子宮もその影響を受けます。今一度、ご自分の生活を見直して冷えないように改善していきましょう。あたたかい体になると、それまで悩んでいた不調が減っていきます。心と体の健やかさを取り戻し、妊娠しやすい体作りのために温活を取り入れてみましょう。 

次では、生活の中で工夫できること、温活のコツについてお話します。

温活に取り組む方へ 

日々、忙しく運動不足になっていませんか

まずは無理のないことから始めよう 

温活のコツは、こつこつと続けることです。 

手先、足の冷えを含め、冷えを感じる方、また血流の悪さによる凝りを感じるなどいつも冷えによる症状がある方は、冷えが体に入ってから長い時間が経っていることがほとんどです。 

居座っている冷えは頑固ですから、1度や2度の温活で取り除くことは難しいです。こつこつなんてと思われるかもしれません。が、一見遠回りのように見えても確実に体が良い方向に向かいます。向かい始めたら、しめたもの。温活だと思って始めたことが普通の生活の一部になり、体も不調から解放されるでしょう。 

これから、患者さんからのお悩み、工夫されていることなどをお聞きしながら、私なりに考えてみたことを、運動、食事、入浴、リラックス、睡眠などに 分けて別のページでお話します。  

毎日の少しの時間でできるようなこと、無理なくできそうなことから1つづつ取り組んでくださいね。

 

最後に

自分だけの時間はありますか?

色々とお話してきましたがいかがでしたか。 

温活は特別なことをするというより、日頃の生活の工夫の積み重ねだということをお解り頂けたと思います。 

冷えの悩みを温活を通して解消し、あたたかい体を手に入れていただき、妊娠する力を高め、可能性を伸ばしたいですね。

 

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