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妊娠率を上げるためには具体的にどのようなことをしていけばいいのか
それぞれの項目によってこのようにしていけばいいよとかを説明するのですが、その前にもう一度、どうして鍼灸を受けるのか?に関しての科学的な根拠が発表されていますのでその論文を抜粋していこうと思います。
●2006年米国生殖医療学会誌によると 、体外受精の前後にハリ施術をすると妊娠率が大幅に向上するという研究結果をドイツと中国の研究チームがまとめた、米生殖医療学会誌に掲載された報告によると体外受精(IVF)を受ける女性160人を2つのグループに分け一方に体外受精の際受精卵を子宮に戻す前後に針施術を実施。もう一方のグループには針施術をせず通常の体外受精を行った結果、鍼施術グループの妊娠率が42.5%に上がり通常施術の26.3%を大幅に上回った。(読売新聞より抜粋)
●2009年に英国医師会誌のオンライン版によると、体外受精(IVF)を受ける女性が同時に針施術を受けると妊娠の確率が65%高くなることが掲載されました。今回の研究は米メリーランド大学医学部のEric Manheimer氏らがIVFを受けた女性1,366人を対象とする7試験について検討したもの。いずれの試験も胚移植から1日以内に針施術を受けた女性と疑似鍼施術を受けた女性または針施術を受けなかった女性とを比較していた。その結果鍼施術を受けた女性はそのほかの女性に比べて妊娠する確率が65%高かった。東洋医学の鍼灸施術による冷え体質などの改善で西洋医学生殖医療の成功率を2倍アップすることができる他、西洋医学のホルモン療法などの副作用を軽減することもできます。 (HealthDay Newsより抜粋)
●名古屋市の明生鍼灸院と明治鍼灸大の研究グループによると114人に針治療を行ったところ約4割にあたる49人が妊娠に至ったと日本生殖医学会で報告しました。不妊治療の専門家が集まる学会で針治療による効果を示すデータが発表されるのは珍しいとのことでした。
上記のように様々な場所で鍼灸治療の効果が発表されております。病院で治療を受けながら、そして科学的に解明されている鍼灸治療を受けながら、では他には何をしたらいいのか?逆に何ができるのかについては、ページを分けて説明していきたいと考えております。
そして何をすればいいのか分かったけど、自宅で具体的に何に注意して生活するのか?に関してはなるべくわかりやすく説明していきたいと思います。
①卵子の質を上げる方法について
②子宮環境をよくしていき、内膜を厚くしていくには
③着床率を上げていくには
これらに関してはそれぞれのページにてご確認ください。
このページでは具体的に妊娠率を上げるのに何をするのかを書いていこうと思います。
子宮内膜は、子宮の内側を包んでいる、いろんなものがくっつくクッションのようなものであるといわれています。そこが血流が悪いことで薄かったり、硬かったりすると、冷たくなって、物が引っ付きにくくなります。つまり受精卵が引っ付きにくくなるということです。
先ほど説明した骨盤のゆがみを鍼灸ではおこなっていきながらも、では具体的に何をしなければいけないのかは、下記のほうにリンクを作っていますので後ほど確認してください。
鍼灸によってふわふわの柔らかいクッションを作っていくというイメージをもって毎回治療を受けていただければいいですし、私たちも常に意識していくところでもあります。
卵子が精子と受精すること、そしてその受精卵が子宮内膜に着床すること、そしてそれが維持され発育していくこと、この過程において一番大事になってくることがもちろん卵子の質を上げる事、たくさんの卵子が排出することにあると思っています。病院ではこれをAMHという数値に置き換えたりもしています。
これもすごく大事なポイントですので、下記のリンクにて確認してください。具体的な改善方法について説明します。
鍼灸によって骨盤のツボから卵巣を刺激し、血流を維持し、卵子の発育を促していくことでホルモンも無事届けられ、排卵まで促すことになります。
不妊で悩んでいるほとんどの方が血流に問題があって、冷え症やむくみなどに困っていると思います。また同じ姿勢の職業の方や、冷房の強い職場や、夜勤などもある生活リズムの良くない環境の方もいるので、体質的なものに合わせて、深刻な問題になっているなと感じる方もおられます。さらに忙しくての運動不足にて更なる悪循環になっていると思います。
鍼灸の最大の効果でもある血流改善、血流増大、血管拡張などがあります。子宮卵巣だけでなく、下腹部だけでもなく、全身に強く巡らせることで大きく血流を改善するのが大事です。そのためには手足の末梢のツボが大事にもなり、内部の血流も改善し良質で元気な卵が育ちます。その結果妊娠率が上がるものと考えています
また、一緒に酸素も全身に運ばれますので、呼吸が深くなることも大事です。鍼灸を受けている仰向けでの姿勢の時に腹式呼吸をすることをおすすめしております。それによって血流だけでなく酸素も全身に運ばれて新陳代謝がよくなり、新たなるエネルギーも生まれるので特に卵子の発育には大事だと思います。
最後に多いと思うのがホルモンバランスや自律神経の乱れている方が大変多いことです。ホルモンバランスや自律神経が乱れてしまうと特に問題なのは、FSHという下垂体から卵巣に届いて卵を育てるホルモンや、LHという排卵を促しているもの、E2という子宮内膜を厚くするものなどのホルモンの値を正常化していくことになります。
性ホルモンのみを安定させるといいと思われている方も多く、骨盤内のツボだけで事足りると考えがちですが、性ホルモンだけでなく様々なホルモンのバランスが大事であると分子整合栄養療法を学んでからは最近では強く思うようになりました。
自律神経と関係している甲状腺や、ストレスとの関係の深い副腎、睡眠との関係が深いメラトニンなど総合的にホルモンのバランスを整えていくことが妊娠率を上げていくことになりますし、性ホルモンのバランスも整ってきて、それが妊娠率を上げることに関係していくことになります。
またホルモンではないですが、ビタミンD、Eなども妊娠と深く関係しているので、コレステロールだけでなく脂溶性ビタミンをしっかり補充していくのもホルモンバランスを整えていくことに重要になります。
上記のことに注意していきながら、治療以外に、何を注意していかなければいけないかを説明してきました。大雑把に書いていますので、個人的にはその方の症状やタイプなどによって細かく指導をしていきます。
アメリカの学会では鍼をする人はしない人に比べて妊娠率が1.61倍になるという報告があります。日本でもたくさんの研究施設から効果性が認められています。たとえ1回でも着床されるタイミングの前後どちらかでの鍼灸治療をオススメします。子宮内膜の血流や子宮の位置異常の改善に良いと思われますので、たとえ鍼灸が1回だけであったとしても有効と考えております。タイミングだけでなく人工授精でも体外受精でもそうですが、一番大事なのが着床時期の鍼灸ですので、忘れないでいてください。
よって鍼灸治療は意外に科学的であり、卵巣や子宮に働きかけるツボもその周囲の血流が上がるなどが科学的に解明もされておりますし、結果的に生理周期が整ったりなどしてでもわかることがあります。
病院での治療、鍼灸院での治療、それについでの3つ目の治療がセルフケアになります。この3つ目のセルフケアが軽視されているのではと感じています。
他の鍼灸院との違いとして当院では、科学的な鍼灸治療の経験値と、不妊治療の知識の豊富さと、それぞれのかたにあわせたセルフケアの指導にあると思います。それにより他院よりも成功率が高い成績が出ているかと感じてますのでぜひ何をしていいのかわからない時はご相談ください。
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さらに詳しくセルフケアのことを説明していきます。
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