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橋本病(甲状腺機能低下)についての見解
橋本病とは、慢性甲状腺炎による甲状腺機能低下症のことです。1912年に橋本策先生が発見したので、橋本病と言われています。30~40歳代の女性に多く、男性の20~30倍以上見られます。
甲状腺の働きとしては全身の細胞に対して新陳代謝を促進させるホルモンを産出することです。過剰な場合をバセドー病といい、低下する場合を橋本病と呼んでおります。
橋本病は抗体やリンパ球(甲状腺抗体)が自分を攻撃する、自己免疫疾患です。炎症が進行することで慢性的に甲状腺機能が低下しホルモンが分泌しなくなります橋本病の症状として、甲状腺そのものが炎症になっていることによる症状と、甲状腺機能低下による症状があります。甲状腺そのものの症状は、甲状腺の腫れです。頸の正面が腫れて、表面が硬くゴツゴツした感じになります。甲状腺機能低下による症状は次のようなものが挙げられます。
浮腫み、皮膚の乾燥、寒がり、無気力、体重が増える、食欲低下、便秘、除脈、月経異常など。様々な症状が出てくるのですが、全体的に覇気がなくなりやる気が出なくなるのが特徴です。また脈拍が早くなったり、体温が上昇したりなど、コントロールする機能がおかしくなってくるので、常に上がるか下がるかしているので非常に調整が難しい方が多いです。恒常性が保てないため常に症状が不安定で自律神経の狂いも生じやすいですし、甲状腺と自律神経はお互いを悪い意味でも調整しあっています。
治療していく段階で亢進症だった方が低下症になったりすることも多いので常に西洋医学的検査も必要な方が増えてきます。月に1度は検査をしている方も多いです。甲状腺ホルモンは身体を活性化させるホルモンですので、甲状腺の機能低下が進むと精神的な落ち込みから「うつ状態」となり心身ともに活力が低下することもあります。根本的な甲状腺機能低下症の治療には西洋医学の甲状腺ホルモン剤の服用が基本となります。しかし、鍼灸治療や整体も受けられることで、治療の相乗効果が見込めます。
当院ではもともと甲状腺機能亢進症であるバセドウ病の眼球突出の鍼灸治療を得意としておりましたので甲状腺疾患の鍼灸治療は得意としております。また当院では不妊治療をしている関係上甲状腺の異常を呈している女性の方が多いので甲状腺治療と不妊治療を同時にしておられる方も多いです。うつ病や自律神経失調症の合併の方も多く見られます。
甲状腺の病気に共通した症状として「首の腫れ」があります。機能低下も更新も腫れあがってきます。どうして橋本病や機能低下に陥ると鍼灸治療や整体が有効かといいますとほとんどの場合はうつと似たような症状が出ることにあります。無気力や疲労などですね。それらは鍼灸や整体の治療の適応ですので状態はかなり回復されます方も多いです。
また、症状も多岐にわたるため総合的に体を見れる鍼灸師の治療が必要です。甲状腺ホルモンの異常だけでなく、それからでてくる自律神経の症状も治療していくことが大事です。
橋本病の妊娠への影響に関しては特に問題はないといわれています。ただ、橋本病の方は甲状腺に対する自己抗体を持っていること、早期閉経しやすかったりするので普通の方と比べたら妊娠しにくいという事になるのでしょうが、妊娠の機能的には問題ないです。では橋本病の方で妊娠しにくいといわれているのはなぜなのか?に関して説明していきます。
甲状腺抗体を持っている方が流産しやすいという論文結果が出ています。そのためステロイドやチラージンを飲み続けていくことで流産しにくくするという報告も出ております。
ただいえるのは橋本病の方は流産しやすいという事実が残っておりますので、妊娠後も鍼灸治療を継続したり、セルフケアを続けていくことは望ましいです。
橋本病にどのようなセルフケアをおこなっていくのが良いかを書いていこうと思います。
卵巣年齢をしっていますか?
バセドウ病(眼球突出・喉の腫れ)に対する鍼治療について
バセドウ病による眼球突出や甲状腺腫大に対しておこないます。また西洋薬の副作用などで自律神経失調に陥った時はそういう症状にも加えて有効です。
バセドウ病の治療はあの有名な上海・針灸経絡研究所にて1年間何金森教授のもとで勉強しました。眼球突出や喉の腫れがひどい場合はいわゆる実症としてその周辺に対する治療を主としていきます。なかなかバセドウの鍼治療をおこなう治療院が少ないからか?当院には東京などからかなり多くの問い合わせがきます。また他の日本鍼灸師や医師からの紹介などで患者さんがくることもあります。
鍼灸経絡研究所ではいわゆる代謝性疾患に関するたくさんの治療法を学びました。特にバセドウ病には指導教授である何老師の研究テーマであることから
1年間にわたり臨床を見学・研修させてもらいました。眼球突出や自律神経症状に対して鍼はかなり効果的でありました。また漢方薬なども同時におこなうことでさらに効果は倍増するようです。特に鍼は副作用がないのでさらに喜ばれます。これも中国鍼灸の指導教授である何老師のおかげさまです。
起床時に疲れは残っていませんか?
当院ではもともと甲状腺機能亢進症であるバセドウ病の眼球突出の鍼灸治療を得意としておりましたので甲状腺疾患の鍼灸治療は得意としております。
現在は同じ甲状腺の治療ということで橋本病の治療を得意としておりますのでお知らせください。はじめは甲状腺が更新していても、長期的なストレスの問題や薬の服用などで、いずれは低下症になる方が多いです。鍼灸治療としては甲状腺に働きかける穴におこなうことなので亢進でも低下でも治療法は同じことから当初はバセドウ病を専門でしてきましたが、現在は甲状腺異常としてどちらにも普通に対応できております。
甲状腺の病気に共通した症状として「首の腫れ」があります。機能低下も更新も腫れあがってきます。どうして橋本病や機能低下に陥ると鍼灸治療や整体が有効かといいますとほとんどの場合はうつと似たような症状が出ることにあります。無気力や疲労などですね。それらは鍼灸の治療の適応ですので状態はかなり回復されます方も多いです。
また、症状も多岐にわたるため総合的に体を見れる鍼灸師の治療が必要です。甲状腺ホルモンの異常だけでなく、それからでてくる自律神経の症状も治療していくことが大事です。
日々、忙しく運動不足になっていませんか?
甲状腺の数値の異常など構造的な問題が発症してその変性の影響もありその周囲のバランスが崩れてしまいます。
それによってまたまわりがそれをかばったりすることでの影響によりのどの腫れなどの症状が出ているケースだと感じております。
多いのが血流の問題になります。元々ある血流がすくなくなってくることで神経を損傷する可能性もありますが、栄養を与えいていくことができにくくなるので、首・肩がつよくこってしまうという症状が出ます。また神経も過敏になるので、いろんな場所ががしびれたり痛くなるということもおこってきます。
このようなバセドウ病や橋本病は積極治療はしなくてもよくなる可能性のあるものとなります。ですので大事なのは今出ている症状が、
1、免疫の異常など構造的原因で出ているのか?
2、橋本病など構造的問題もあるが、血流などほかの要因もあるのか?
など、それを考察していく事が非常に大事な選択です。当院で3回治療することで2、の原因であれば完治する方もいるでしょうし、1、であっても症状の軽減は狙えるものと思います。
ただただ経過観察だけしている場合は、2、であったばあいは、はやければ何度か治療をしていると治っていたのに、経過観察中に筋肉はやせ細り、さらに固くなってきて、それが原因でさらに悪化し、積極治療をしたが、2、の理由が解決していなかったことで、症状が軽減することなく、さらに悪化してしまうという方を何人か見てきましたので、やはり何を選ぶとしても、西洋医学と併用して鍼灸治療を早く開始するという選択を選ぶことが大事なんだと感じております。
2、3の方の多くは体質的な問題であったり、精神的問題であったりもします。
シャワーだけではありませんか?
一番最後に一番重要でもある冷えに対する考え方を説明します。冷えることで血流が悪くなるので、血流が悪くなることでおこるすべての症状に冷えが関連するのでほぼ多くの症状が冷えと関連することになります。冷えの解消はそれだけ重要でもあり、私たち鍼灸でしっかり治療できるところでもあるので、こちらもしっかり調べていきます。
血流が悪くなることで問題になるのは瘀血とむくみになります。瘀血とむくみが骨盤内に多くたまることで婦人病がでてくることになるので、いかに温めるか、むくみをとっていくか、運動をしていくか、ふくらはぎの循環を良くしていくかが大事になります。
冷えの状態にならないことが大切ですが、もともと冷え性の方や冷えてしまった時は、お腹が温まるまでゆっくりお風呂につかることをまずお勧めします。半身浴や足湯でも効果のある方は取り入れてください。また、温かい胃腸に負担の少ない食事、睡眠を充分にとることで、身体を温め早く回復するように心掛けてください。
特に高温期を維持していくことが着床におけるポイントですし、子宮への血流も確保できますので、低体温の方もぜひとりくんでください。甲状腺機能低下症の方、副腎疲労の方、はホルモンをしっかり運ぶのは血流であることからもより重視するポイントになるかと思います。
自分にぴったりの治療を見つけることができました。
根本的な治療がしたくて、甲状腺が悪く薬を毎日のんでいますがまったく治らず・・・
根本的な治療をしたくてこちらの針灸院に行きました。鍼治療に不安がありましたが、院長先生は体のツボを触っただけでどこが悪いかわかるし信頼できると思いました。料金はちょっと高いと感じましたが、治ることを信じて頑張って通います。
よろしくお願いします。
鍼は痛くなかったです。
数年前から通っていますが、今回は甲状腺機能低下症(橋本病)を改善する為、院長先生にお願いしました。治療だけでなく養生や今後の治療方針など丁寧に説明して頂けました。甲状腺は鍼灸治療だけでなく普段の生活状況なども大事なのが理解できました。
腕の確かな先生達ばかりです。
引き続きこれからも宜しくお願い致します。
院長の岩崎です。
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危険な甲状腺についての助言
鍼灸は非常に優れた方法ではありますが当然100%治るわけではありません。急性の場合は感染症や外傷などのものもあるでしょうが、慢性では以下のものに注意すべきではと思います。
脳や甲状腺に腫瘍などがある場合の甲状腺の異常がもちろん不適応だと思います。普段感じたことのない症状が出現したり、安静にしててもよいほうに経過しない場合は1度しっかりと精査すべきかと思います。また甲状腺からと思っていても実は内臓などほかのところから引き出された症状もあるかもしれません。消化器、泌尿器、婦人科疾患からでも引き起こすことがあります。腹痛、排尿異常、不正出血などもあればさらに注意が必要です。
当然、腫瘍などの外科的な問題があれば鍼灸では完治しないので病院にてしっかり精査すべきです。単なるいつもの甲状腺異常と勘違いして来院する方に、私のほうでも強い異常を感じましたら先に病院に行ってもらうように指導もしております。特に強い喉の腫れなどがあれば緊急を要する場合もありました。鍼灸の不適応であった場合は緊急を要する場合などなるべく早めに病院にいくようにしてください。
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